今回は、広告代理店で働くKomatsu様にお話を伺いました。直接広告を小学生に届ける自習ノートの効果と魅力について、紙媒体の持つ長期的な影響力と、デジタル広告との比較から探ります。
Q:Komatsu様のお仕事について教えてください。
Komatsu様「弊社は印刷会社のサプライヤーとして印刷会社様の案件を受けたり、大手代理店様や制作会社様の案件を受けたりすることが多いです。そのため、エンド企業様との間に仲介企業様が入る商流となることが多いのですが、私は直クライアントを開拓する部署で、メーカー様との直接の繋がりをつくるお仕事をしています。」
ースマホを持たない小学生に直接訴求できる自習ノート
Q:Komatsu様が思う自習ノートの魅力を教えてください。
Komatsu様「学校を経由して学生さんに直接企業様の広告が入った自習ノートや商品を配ってくれるので、届けたいものがターゲットの手元に確実に届くことが強みだと思います。
WEB広告だと本当に広告を見てもらえたかどうかは分かりません。クリック数などは分かりますが、そこには間違ってクリックされた数も含まれていますよね。
それに対して、自習ノートは確実にターゲットに訴求できるので、効率的にタッチポイントを設けていくという点でとても良い媒体だと感じています。
実際にターゲットに物が届けられるということもとても重要だと考えていて、その訴求力というのはスマホやWEBでは得られないものだと感じています。」
Q:今回2度目の実施でしたが、どのような理由からリピートいただけたのでしょうか?
Komatsu様「お客様の方からもう一度実施したいというご要望があり、今回2度目の実施となりましたが、やはりメインのターゲットである小学生に直接訴求できる点が刺さっていたのだと思います。中学生や高校生になればほとんどの学生さんがスマートフォンを持っているのでSNS広告などを出せば良いかもしれませんが、小学生だとスマートフォンを持っている学生はまだ少数です。そういった年齢層のターゲットに直接広告を届けられる媒体はあまりないので、この点がお客様にとって良かったのではないかと思います。」
ー見えないところで細く長く効果を発揮し続ける紙媒体
Q:自習ノート配布後のお客様の感想を教えてください。
Komatsu様「教室に通っている学生さんが自習ノートを配布すると喜んでくれるという話を伺いました。今回、教室に通っている学生さんが多く通っている学校に自習ノートを配布しましたが、学校で自分自身が通っている教室のノートが配られると学生さんが喜んでくれるそうです。友達との間でも「ここ僕が行っている教室なんだよ」という形で話題になるそうです。」
Q:費用対効果のお話はあがりませんでしたか?
Komatsu様「最近は営業活動の際に費用対効果の話を求められることが多いですが、そもそも効果測定をする必要があるのか?というところに疑問を持っています。
先ほどお話ししたようにSNSではクリック数などは出せますが、間違えてクリックした方も含まれていますよね。そのようなことから、そのクリック数にはあまり意味がないのではないかと思っています。
それよりも、ずっと手元に残っていて、ちょっとした機会に目に入るような、細く長く広告効果を出し続けてくれることの方が大切だと思っています。
掲載できる情報量が多く、意図せず物として残り続けるのは、紙媒体の強みです。
数字としての測定は難しいかもしれませんが、見えないところで効果を出し続けてくれる、紙媒体はそういう強みがある媒体だと思います。」
ー自習ノートを活用してみて
Q:代理店の担当者として自習ノートを活用してみていかがでしたか?
Komatsu様「広告が掲載されたノートが実際にターゲットの手に届く点はとても魅力的で、このような媒体はとても貴重です。お客さんを選ぶような媒体ではありますが、刺さる企業様には刺さる、尖った媒体だと思います。今後、小学生向けに売り出したい企業様や高卒採用を行っている企業様には提案したいと思っています。」
Q:自習ノート営業担当者の対応はいかがだったでしょうか?
Komatsu様「担当が変わったばかりで自習ノートというサービスについて、分からないことも多い中、結果的にかなりイレギュラーなお願いをしてしまっていたようですが、臨機応変にご対応頂いたことに感謝しております。」
自習ノートは、学校を通じて学生に直接広告を届けることができ、ターゲットに確実に訴求できる点が強みです。今回の事例では強みを理解し効果的に使用いただき、リピートの施策として実施いただくことができました。
デジタル広告にはない、手元に残る広告で長く効果を出し続けることを実感いただきました。
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