【学校での体験が家庭の消費行動を変える】教育×生活で変化するファミリーインサイト
- 自習ノート事務局
- 5月15日
- 読了時間: 4分
学校での体験が家庭の消費行動を変える
株式会社自習ノート(以下弊社)は、学校での学びや体験が家庭の消費行動にどのような影響を与えているのかをまとめた新レポート「教育×生活で変化するファミリーインサイト」を公開しました。資料では、現代のファミリーが“教育と生活の境界が消える時代”に突入していることを示す具体的なデータをご紹介しています。
文部科学省ICT活用状況調査(ベネッセ教育総合研究所の調査による)よると、小中学生の約72%が「学校で使ったデジタルツールを家庭でも使いたい」と回答し、さらに親の64.8%が「学校での体験が家庭の購買に影響する」と回答しており、「学校での体験が家庭の意思決定を左右する時代」に突入していることが分かります。
学習習慣や生活リズム、デジタル依存など、家庭の課題が学校の指導テーマと密接に結びついている事も特徴です。

一方で、企業がファミリー層を理解する上での課題も浮き彫りになっています。
NIER調査では教員の58%が「企業は学校での使われ方を理解していない」と回答しており、今後はより一層の家庭と学校の二層構造への理解が必要とされています。
特長
「子ども自身の使用感・満足度」「教員の評価(安全性・教育効果)」「学校での実態と家庭行動の因果関係」など、家庭調査では得られない“リアルな声”が企業の意思決定を大きく前進させます。 教育と生活が融合する今、ファミリー市場を捉えるには学校現場の理解が不可欠。 本資料では、企業がこれからのファミリー層に向けた戦略を考える上での重要な示唆をご提示しております。
よくある質問
Q1. 近年の家庭における「教育関連支出」のトレンドはどうなっていますか?
A1. 総務省の家計調査データなどによると、2024年の1世帯あたり年間教育関連支出は過去10年で最も高い水準(約14万円)に達しています。物価高が続く中でも、子供の教育や成長に対する親の投資意欲は再び増加・回復傾向にあります。
Q2. 学校でのICT体験は、家庭の「デジタルトレンド」にどう影響を与えますか?
A2. GIGAスクール構想などで学校側が「デジタル前提」に変化した結果、子供が学校で使うオンラインサービスやアプリをきっかけに、家庭内でも「デジタル前提」の消費が生まれています。学校の体験が、家庭のデジタルインフラ整備や購買行動を牽引する役割を果たしています。
Q3. 子供へのAI活用について、保護者はどのように考えていますか?
A3. 保護者の間ではAIの活用に対して期待と不安が複雑に交錯しています。学習効率の向上を期待する声がある一方で、「自分で考える力が失われないか」「リテラシーが追いつくか」といった懸念も強く、親の心理的なハードルや揺れを捉えたアプローチが必要です。
Q4. デジタル格差(環境ギャップ)は消費にどんな二極化を生んでいますか?
A4. 学校でデジタルが普及した一方で、家庭の環境が整っている層はオンライン学習やデジタル文具への支出を増やす傾向があります。一方、環境が未整備の層は紙教材などのアナログな購買にとどまるなど、ICT環境の差がそのまま教育サービスの選択における二極化に直結しています。
Q5. ファミリー層をターゲットにしたマーケティングで、今最も求められることは何ですか?
A5. 学校のDX化という「変化」を捉えつつ、家庭での実態や「保護者のリアルな本音(不安や課題)」を正しく把握することです。全国の教育現場や保護者への精度の高いアンケート調査などを通じてインサイトを深掘りし、変化する消費行動に寄り添った施策を展開することが求められます。
まとめ
学校のデジタル前提への移行は、家庭の教育支出やファミリー層の購買行動に大きなパラダイムシフトをもたらしています。
2024年には教育関連支出が過去最高水準を記録するなど投資意欲が高まる一方で、子供のデジタル体験が家庭の消費(デジタル文具やサービス等)を直接牽引する構造が生まれています。
しかしその内実には、家庭ごとの環境格差による購買の二極化や、AI活用に対する保護者の心理的な葛藤(期待と不安)も潜んでいます。これからのビジネスには、学校を起点に変化する「生活者のリアルな本音」をアンケートなどで丁寧に見極め、家族のインサイトに深く寄り添った価値提案が不可欠です。
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