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雰囲気でつくるAIアプリ!バイブコーディング入門とGoogle AIスタジオ活用術

はじめに

「アプリ開発はエンジニアの仕事」と思っていませんか?しかし今、誰でも“ノリ”でAIアプリをつくれる時代が到来しています。

その手法がバイブコーディング(Vibe Coding)です。

本記事では、Google AIスタジオを活用したバイブコーディングの実践方法と、初心者でも数時間でAIアプリを作るロードマップを、事例と共に分かりやすく解説します。

専門知識がなくても大丈夫!「ノリと直感」で動かせるAIツールの魅力を、あなたの目で確かめてください。

目次


バイブコーディングとは?

GoogleAIStudio画面
GoogleAIStudio画面

バイブコーディングとは、コードを書かずにノリでアプリをつくる新しい開発スタイルのこと。

テキストベースでAIに「こういうアプリを作って」と伝えるだけで、AIが設計・実装までサポートしてくれます。

  • コーディングスキル不要

  • 企画書いらず、直感で開発

  • アイデア次第で副業や起業も


なぜ今バイブコーディングが注目されるのか

  • AIモデルの進化:Claude 4やGemini 1.5など、精度の高い生成AIが誕生

  • ノーコード・ローコードツールの台頭:Google AIスタジオやカーソルなどの登場により、誰でも手軽に開発できる環境が整備

  • 開発効率の劇的向上:ある企業では、従来の開発期間を80%短縮した事例も


おすすめツール:Google AIスタジオの特徴

AIStudio操作画面
AIStudio操作画面

Google AIスタジオは、無料で利用できるノーコードAI開発プラットフォームです。

特徴

  • 日本語での入力に対応

  • APIの発行不要でAIを利用可能

  • リアルタイムプレビュー対応

  • フロントエンド開発に特化

注意点:無料版ではデータが学習に使用される可能性があります。機密情報は避けましょう。

実例紹介:AIファイル名TeamConnect Hubをつくってみた

コード生成中画面
コード生成中画面

実際に筆者がGoogle AIスタジオで作成したアプリ「TeamConnect Hub」をご紹介します。

このアプリは、Google AIスタジオのBuildから構築を開始し、以下のプロンプトを入力することで生成されました:

プロンプト例:

社内チャットシステム

概要:部内情報共有。アドバイスがもらえるもの。会議などのタイムスケジュール共有機能あり

アプリの内容

  • 無造作にアップされたプロンプトをAIが中身を解析し、適切な名前にリネーム

  • 社内チャット機能

  • タイムスケジュール共有機能

制作時間と手順

  • 制作時間:約20分

  • 使用ツール:Google AIスタジオ


実践手順:バイブでアプリを作るロードマップ

team connect hub画面
team connect hub画面

1. Google AIスタジオでプロトタイプ作成

  • チャット欄に「YouTube動画を分析してブログ記事を作るアプリを作って」などの要望を入力

  • フロント部分が自動生成される

2.Google Cloud Platformでプロジェクト設定とAPI取得

プロジェクト画面
プロジェクト画面

Google AIスタジオでアプリのプロトタイプを作成した後、Google Cloud Consoleにログインし、以下のステップを実行します:

APIとサービス画面
APIとサービス画面

新しいプロジェクトを作成し、アプリ用の環境を確保

必要なAPI(例:Cloud Build API、Cloud RunAPI など)を有効化認証情報(APIキーやOAuthクライアントID)を取得

プロトタイプで作ったアプリと接続するための設定を行う。

デブロイ画面
デブロイ画面

この一連の流れにより、バックエンドの土台が整い、デプロイの準備が完了します。

実例:magic card神経衰弱を試作

神経衰弱画面
神経衰弱画面

筆者はこのフローを用いて、「magic card神経衰弱」というアプリを試作しました。表示されるカードはAIが生成した画像を使用ユーザーは同じカードを2枚ずつめくって記憶力を試す制作にかかった時間は約2時間。コードを書かずにUIを組み立て、APIを連携し、Google Cloud上にデプロイまで完了しました。

3. Cursorでバックエンド構築&調整

  • Google AIスタジオで出力されたzipファイルをCursorで読み込み

  • Stripe連携やログイン機能、ダッシュボードの実装などを行う

4. VercelでWeb公開

  • 独自ドメインを取得し、Vercelにアップロード

  • 一般公開または社内用リンクとして共有可能


よく使われるツールの比較表


まとめ:まずは「触ってみる」ことから

バイブコーディングは、思いついたその瞬間に形にできる新しい開発手法です。

Google AIスタジオのようなツールを使えば、専門知識がなくてもアプリ開発が可能です。

重要なのは「完璧に作ること」ではなく、「まず形にしてみること」

副業や新規サービス開発のきっかけとして、ぜひあなたもバイブコーディングに挑戦してみてください。

今回はこれで終わりです。次回もお楽しみに!

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それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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